森羅万象から学ぶ人生羅針盤「情報が集まる仕組みづくり」
2021.11.16
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「情報が集まる仕組みづくり」
味の素の創業者・鈴木三郎助氏の言葉に、「頭は低く、アンテナは高く」があります。これは、まさにビジネスマンとしての情報収集の基本とも言うべき姿勢を表した言葉なのです。
情報収集のために、いつも感度の高いアンテナを立ち上げていなければならないのは言うまでもないことですが、それだけでは不十分です。他人に対して、頭を低く、常に謙虚な姿勢であるべきです。不遜な人には、誰も良い情報を伝えようとは思わないからです。
つまり、情報は、集めることも大事ですが、自動的に集まる仕組みづくりをすることが肝心なのです。それには、他人が情報を伝えたくなるような人間になることです。
まず、自分が興味・関心を持っていること、大切に思っていることを、周囲に伝えるようにします。そんな姿に対して、必ず関心を持ってくれる人が現れるものです。
また、逆に、他人や物事に対して、積極的に関心を持ち、知りたいことや疑問に思ったことをどんどん質問します。それには必ずレスポンスがあります。そしてまた、質問をするのです。この繰り返しによって、いつの間にか情報は蓄積されていくのです。
そして、些細なことでも良いので、こまめに喜びを伝えるようにするのです。その喜びとは、情報活用によって得られた満足であり、感謝の気持ちです。それは、相手にとっても喜びになり、ますます情報が集まるようになります。
こうして、情報収集の基本を身に付ければ、情報提供し甲斐がある人、情報提供するに値する人と認められ、黙っていても情報は集まります。ぜひ実践してください。
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