森羅万象から学ぶ人生羅針盤「情熱を持続させる」
2021.11.18
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「情熱を持続させる」
『風の谷のナウシカ』をはじめとするさまざまな名作長編アニメーション作品を手掛けてきた宮崎駿監督は、人の才能について「才能とは、情熱を持続させる能力のこと」と指摘しています。
つまり、ただ得意なものがあっても、それだけでは長所や特技に過ぎないのです。それを、才能というレベルに昇華させるには、エネルギーを発揮して情熱を持続させられなければなりません。そして、逆を言えば、特段に長所や特技がなくとも、情熱を持続させられれば、それは才能に値すると言えるのです。
様々な分野で活躍し、結果を出してきた人たちに共通して言えるのは、誰よりも情熱に溢れ、目標・目的を達成するまで、その情熱の炎を燃やし続けてきたことです。東京オリンピック・パラリンピックのメダリストたちなどは、まさに情熱を持続させて、自他を感動の渦に巻き込んだのです。
そして、他人から「できるか」と問われても「必ずできます」と答え、エネルギーを発揮して情熱を持続させ、答えを見つけ出すのです。そうした情熱を持続させれば、間違いなく世界を変えることにつながります。
世の中には、いわゆる「宝の持ち腐れ」と言われる人がいます。役に立つものや、すぐれた才能を持っていながら、それを活用しなかったり、発揮せずにいたりすることの例え(故事ことわざ辞典より抜粋)なのですが、極めて惜しいと思います。
もし、自分に何か光るものがあると感じたら、エネルギーを発揮して情熱を持続させ、ぜひ才能として生かしてください。必ずや輝かしい未来と人生が実現されるでしょう。
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