森羅万象から学ぶ人生羅針盤「意味のある支出だけに絞る」
2025.09.02
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「意味のある支出だけに絞る」
アメリカの政治家で物理学者、気象学者としても知られるベンジャミン・フランクリンの言葉に、「富への道はもっぱら2つの言葉にかかっている。勤勉と倹約だ」があります。
要するに一生懸命稼いで(勤勉)、無駄遣いしない(倹約)ようにすれば、当たり前の話ですが、ひと財産築くことができるでしょう。
では、勤勉と倹約を比較したとき、どちらが大事かと言えば、ズバリ倹約です。入ってくるお金よりも出ていくお金を抑えるほうが効果的、合理的なのです。
日本人の大半の人はサラリーマンですが、サラリーマンの最大の特徴は、入ってくるお金が決まっていることです。特に近年は、30年以上も年収が上がらないだけでなく、残業を禁止する会社も増えたため、以前は生活費の重要な財源であった残業手当が入ってこなくなったのです。
では、私たちのような経営者はどうでしょうか。これもまた同じです。今月予想以上の売上・利益を上げたからと言って、来月も同様に好調である保証はなく、場合によっては絶不調に陥ることもあります。
そんなサラリーマンでも経営者でも、出ていくお金は決まっているのです。それならば、できるだけ支出を抑える努力をしなければ、お金など残りません。
もちろん、お金を貯めこんでばかりでは経済は回らず不況に陥ります。ならば、将来への投資である教育や、多少高くても長持ちする洋服を身に着けるなど、意味のある支出だけに絞ることが富への道だと強く認識してください。
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