森羅万象から学ぶ人生羅針盤「憧れを目標にする」
2021.08.15
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「憧れを目標にする」
古代ギリシャの詩人アイスキュロスは、「成功は、人間の目に神のごとく映る」と述べています。
例えば、先日まで開催されていた東京オリンピックで活躍したメダリストたちの偉業は、まさに神のごとく映る成功の好例と言えましょう。
さらに、将棋プロ棋士の藤井聡太二冠(王位、棋聖)は、史上最年少記録となる18歳11か月での棋聖のタイトル防衛と九段昇段を果しました。また、現在挑戦している第6期叡王のタイトルを奪取すれば、史上最年少三冠となるのです。まさに、神業としか言いようのない成功の姿です。
そして、この言葉には、2つの意味があると思います。
まず、その成功に及んだ力が、文字どおり、神業によってもたらされたものであるとして、「とてもじゃないがマネできない」と圧倒されるという意味です。
そして、もう1つは、栄光に包まれた成功者の姿は、あまりにも魅力的であるため、まさに神様のように人々の羨望の的になってしまうというものです。
どちらも正しいのですが、成功者の颯爽とした姿は、その裏にある努力と失敗の積み重ねを一切感じさせないため、憧れだけが独り歩きしてしまうのです。
しかし、憧れを持つことは非常に大事です。その憧れが動機となり、大いなるモチベーションを生み出し、人を成長させるからです。
憧れを、なりたい自分の目標とするのであれば、努力を惜しまず、失敗を恐れないことが大事です。誰もが、オリンピックメダリストや藤井聡太氏のようになれるものではありませんが、決して可能性はゼロではないことを胸に秘め、何事にも果敢にチャレンジしてください。
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