森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成果を先に実現する」
2023.02.23
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成果を先に実現する」
古代ローマの喜劇作家マッキウス・プラトゥスは、「アーモンドを食べるには、殻を割らねばならない」と述べています。ビジネスの現場においても、「成果が先か報酬が先か」について議論がおこった場合、やはりアーモンドという報酬を得るには、殻を割るという成果を先に実現しなければ認めてもらえません。
これについては、アメリカの作家エルバート・ハバード氏の「報酬以上の仕事をしないという人は、仕事ぶりに応じて報酬が上がっていくということを忘れている」という言葉を2回にわたってご案内しています。
報酬以上の仕事とは、自分自身の付加価値を上げ実績をつくることです。例えば営業スキルを上げて成績に反映させたり、資格を取得してそれを活かしたりすることなどです。
同時に経営者側は、アーモンドつまりそれに見合う報酬を明確にしなければなりません。何の見返りもなく一方的に仕事を増やして、「仕事なんだからやるのが当然」では、納得してもらえないでしょう。
この投稿でも度々ご案内している土屋ホールディングスの創業者・土屋公三氏が開発した社員教育プログラム「3KM生涯幸福設計」において、個人・家庭・会社という3つのKの1つである会社とは、仕事そのものです。
そして、仕事の成果として得る報酬が、個人や家族の経済的な幸せの基盤となるのです。そんな適切な報酬を得るには、まずは成果を先に実現することを肝に銘じておきましょう。
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