森羅万象から学ぶ人生羅針盤「批判する資格とは」
2023.06.26
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「批判する資格とは」
私が子供のころから今日に至るまで、週刊誌において「東大の時代は終わった」「学歴社会は崩壊した」などの見出しを何度となく見てきました。しかし現実には、何一つ変化はありません。
要するに、センセーショナルな言葉で引き付け、東大を頂点とする学歴社会に対するコンプレックスのある人を刺激して、雑誌を売りたいという出版社の営業政策に過ぎないからです。
現実には、各分野での東大支配は変わらず、もし非東大卒の人が東大卒の人に面と向かって東大批判をすれば、決まり文句のように「○○さんも東大を出ればよかったのに」と、薄笑いを浮かべて言い返されるだけです。
確かに、以前よりご案内している通り、東大からの人、東大までの人、東大だけの人がいて、東大卒というだけではそれほど価値があるとは言えません。しかし、一歩下がって、公平な目で前述の「○○さんも東大を出ればよかったのに」という言葉は、「あなたには私を批判する資格がない」とも取れるのです。
なぜなら世の中には、何の結果も出していないにも拘わらず、他人の批判を平気でする人が山ほどいるからです。結果を出していないのなら批判する資格はないと思います。
前述の場合、人格や人間性に対する批判ならともかく、「だから東大卒はダメなんだ」と言う頭ごなしの批判をするなら、せめて自分も同じ東大卒という結果を出してからするべきということになるでしょう。
それでも批判だけを繰り返す人はいます。人を批判したければ、まず結果を出しましょう。結果を出すどころか、努力すらしていないのに批判だけを繰り返すのは、批判する資格の有無だけでなく、その人の存在価値までも問われることになることを肝に銘じてください。
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