森羅万象から学ぶ人生羅針盤「承認欲求が強すぎる人とは
2025.12.26
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「承認欲求が強すぎる人とは
人間は誰しも人に認められたいという気持ちを持っています。いわゆる承認欲求というものです。心理学者マズローの「欲求6段階説」でも4番目に位置しているとおり、人間が持って生まれた願望なのでしょう。
しかしそれがほどほどであれば問題ないのですが、あまりにも強すぎると、「尊敬されたい」「自分は価値ある人間だ」という思いが膨らみすぎて、他者との軋轢を招きます。
そうならないためには、まず自分の確固たる価値観で築いた判断基準を持つべきです。それに照らし合わせて自分の行動を判断すれば、いたずらに他者との比較に悩まされることはなくなります。
つまり志(こころざし)の高い人間の対極の位置にいる人間と理解してよいでしょう。志の高い人間は、他人の目など一切気にしません。誰も見ていなくても仕事をし、誰にも知られずに努力をしています。それは、以前お話したメタ認知機能(もう1人の仮想の自分)が働いて監視役になっているからです。
そしてもう1つ、承認欲求が強すぎる人の特徴に、息を吐くように自慢話をするところがあります。もし現在の自分に自信があれば、そんな話をする必要性があるでしょうか。その人の優秀性は第三者が決めるものです。そして公正中立な第三者の判断は決して間違ってはいません。
もちろんものすごい実績を持っている人はたくさんいますが、承認欲求が強すぎる人でなければ、その実績について問われない限り一切口にすることはありません。
承認欲求が強すぎる人に、本当の敬意を感じることはありません。やはりどんな時でも志の高い人間であるべきだと強く認識してください。
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