森羅万象から学ぶ人生羅針盤「敗者復活戦を勝ち抜く」
2021.03.04
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「敗者復活戦を勝ち抜く」
唐の詩人・杜牧の有名な言葉に「捲土重来」があります。失敗し、過ちを犯した人が、再び盛り返し、巻き返していくことを意味します。
誰しも、ビジネスだけでなく、人生においても、多くの失敗を経験します。
しかし、失敗しても、必ず「敗者復活戦」があります。それに勝ち抜く気概を身につけ、チャンスが訪れたときに、いつでも戦えるように、準備を怠ってはいけません。それには、多くのポイントがあります。
まず、それまでの自分を反省し、物の見方、価値観を変えることが求められます。同時に、武器となる何かを持ちます。それには、それまで無価値だと思っていたものを再評価するのです。
路傍の石をよく見ると、実はダイヤモンドだったという例えがあるように、今まで見向きもしなかったものを、冷静に、客観的に見つめることで、その真の価値に気付くことがあります。
それは、自分自身を再評価することにも通じます。仮に、自分に、普通でない部分があれば、それを肯定するのです。
また、何事にもスピード感をもって臨み、同時に、少しの無駄を認めることで、物事に余裕を持たせ、新たな発想に結び付けるのです。
さらに、言霊を信じ、絶望、不可能などの言葉を自分の辞書から消し去り、自分の好きな、勇気づけてくれる言葉を選んで、常に胸に秘めておきましょう。
そして、決して諦めない姿勢でいれば、必ず誰かが応援してくれます。
それには、他人の苦しみは、自分の苦しみでもあると、何事においても共感することが大事です。
共感することで他人の協力が得られ、それが敗者復活戦を勝ち抜く大きな原動力となり得るのです。そのことを決して忘れずに、敗者復活戦に臨んで、捲土重来してください。
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