森羅万象から学ぶ人生羅針盤「日本人以上に日本人らしく」
2024.01.12
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「日本人以上に日本人らしく」
以前、躍進も推進しているSDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)における難民支援の問題で、難民の方々のマナー問題を指摘しました。これは、自国の文化や価値観をそのまま日本に持ち込んで、「郷に入っては郷に従う」という概念に従わず、多様性を主張するために起きるトラブルです。
そしてこれは難民に限らず、日本で働くすべての外国人労働者にも言えることです。これに関連して、私の友人は少し前に、隣家の解体工事に当たった外国人労働者の杜撰な作業によって自宅の外壁に傷をつけられたと怒っていました。
その労働者たちは終業時間が来たら、平気で囲いのシートを友人宅の外壁にふかした状態で現場を去り、さらにシート下部から解体した壁の一部がはみ出ていたといいます。それを撤去する際に、友人宅の外壁に引っかき傷をつけたのです。日本人スタッフだけの会社でこんな業者はいません。
さらにその翌日には、シートをしっかり紐で縛らずに帰ったため、強風に煽られたシートが友人宅の塀に何度も触れていたといいます。責任者が謝罪に訪れたのですが、「いくら注意しても聞かない」と半ばあきらめ気味だったようです。
なぜこういうトラブルが起きるのか。それは基本的に、外国人は日本人のほうが異常だと思っているためでしょう。電車の到着が1分遅れただけで、謝罪のアナウンスを入れるのは世界でも日本だけだからです。
違う国で育ったから価値観や所作が染み付いているので、前述の責任者の「いくら注意しても聞かない」は当然なのでしょう。しかしもし、日本で認められたいという気持ちがあるのであれば、日本人以上に日本人らしくすべきです。会社も労働者も決して勘違いすることなく、正しい多様性を推進してください。
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