森羅万象から学ぶ人生羅針盤「明日でいいやは命取り」
2025.01.07
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「明日でいいやは命取り」
ロシアの文豪ドストエフスキーは、「倦(う)む〈嫌になる、飽きる〉ことなく実践しなさい。夜、眠りに入る前に『やるべきことをまだ実行していない』と思いだしたら、すぐに起き上がり実行しなさい」と述べています。
これが実行でき日々続けられるかどうかの差は、見た目よりも非常に大きいものです。まず、小さな積み重ねを確実に実行するという習慣が大きな目標達成の基礎になるからです。
また不思議なもので、やるべきことを無理してでもやっておくと、なぜか翌日緊急対応に迫られる事態が起きるものです。それでも、「昨日のうちにやるべきことをやっておいてよかった。もしやっていなければ緊急対応に当たる時間がとれなかった」となるのです。
私の友人は、以前飲酒に明け暮れていたころ、どんなに酔って帰宅しても歯磨きだけはやったと言います。床に入っても、まだ歯を磨いていないことに気付けば迷わず起床し歯を磨きます。こうした習慣のおかげで、歯周病には罹患しておらず入れ歯も差し歯もありません。
それに何よりも「やるべきこと」とは自分で決めたことです。それを実行しないのは、自分に負けている証拠です。明日に先送りするのは逃げ癖になるもので、重大な決断を迫られた時にその癖が出て命取りになるものです。
帰り支度をしている時、「ああ、まだやり残しがあった」とわかったら、その後の約束をキャンセルしてもやり抜きましょう。ビジネスにおいて、「明日でいいや」は確実に命取りになることだけは肝に銘じてください。
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