森羅万象から学ぶ人生羅針盤「時間の無駄は命を削る」
2022.07.23
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「時間の無駄は命を削る」
土屋ホールディングスの創業者・土屋公三氏追悼に伴う特別投稿2日目のテーマは「時間」です。土屋氏は、自ら開発した社員教育プログラム「3KM生涯幸福設計」において、「人生は時の流れですから、自分の人生を大事にするためには、時間を大事にしなければなりません」と述べています。
これに関連して、以前、優れたビジネスマンの多くが異口同音にTime is MoneyではなくTime is Lifeと述べ、時間は人生の一部として、お金よりもはるかに値打ちがあると認識していることをご案内しました。
まさに人生とは命そのものです。土屋氏も、「時間を無駄にすることは、それだけ命を無駄にしていることになる」と述べています。
さらに、時間を計画的に使用する方法として、①時間を記録する、②仕事を分析する、③時間の計画表をつくる、④計画通りに実行する、⑤整理、整頓、反省をする―の5つを挙げています。
そして土屋氏は、ただ時を過ごしていく人、時間を上手に活かしきれない人を、時間泥棒と言うべきであるとし、その10の傾向を挙げています。
1つ目は、つまらない会議です。2つ目は、長電話です。3つ目は、仕事の処理自体が遅いことです。これら3つは、合理的で最短な手順を理解していないことが原因です。
4つ目は、優先順位の欠如です。5つ目は、コミュニケーションのまずさです。6つ目は、優柔不断です。7つ目は、ノーと言えないことです。これら4つは、判断力の欠如による時間の浪費に他なりません。
8つ目は、何かに巻き込まれることが多いことです。9つ目は、飛び込みの仕事が入ることです。10番目は、書類などの整備不足です。最後の3つは、不運もありますが、計画性の欠如に原因があることが多いのです。
時間の無駄は命を削ります。時間泥棒は、自分の命だけでなく他人の命も削っていることを強く認識し、1分1秒を噛みしめながら人生を歩んでください。
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