森羅万象から学ぶ人生羅針盤「時間を客観的に管理する」
2023.03.20
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「時間を客観的に管理する」
会社の経営資源たる「ヒト、モノ、カネ、知恵、情報、時間」の6つのうち、一番希少性の高いものは、間違いなく時間です。なぜなら時間だけは代替が利かないからです。
もちろん、不要な物事に割く時間を有効な時間に当てるという工夫は出来ますが、「1億円払うから自分に1日25時間という時間を売ってくれ」なんて思っても、どこにも売っていないのです。
そのため、この投稿でも多くの著名人が「Time is MoneyではなくTime is Life」「時間は人生の一部」と述べていることをご案内してきました。時間の経過が命の消耗でも、その命は買えないのです。
そんな時間の最大の敵は、中断を余儀なくされることでしょう。その中断の原因の1つに、お客さまからのクレームに対する緊急対応などの不可抗力的な場合もありますが、大抵は時間を客観的に管理する能力の欠如が原因です。
それを補う第一歩が常に時間を正確に記録し、経過した時間の中身とその進捗状況を精査することです。こうした習慣が身に付けば、まず無駄な仕事の存在に気付き、それを排除することができるようになります。
時間は、組織において立場が上になればなるほど、その値打ちが上がって行くものです。そして、時間を客観視する習慣さえ身に付けば、その重要性や仕事の優先順位についても明確になり、さらに有効な時間を生み出す正のスパイラルが発生することを忘れないでください。
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