森羅万象から学ぶ人生羅針盤「本は3回読んで最後に書き写す」
2025.01.25
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「本は3回読んで最後に書き写す」
本は人それぞれに読み方が違うものです。しかし、「読書百遍義自(おの)ずから見る」と言われていますが、読み返す回数も限度があります。そこで、新しくかつ有効な知識を、限られた時間内で得るには、コツの要る4回方式をお薦めします。
まず1回目は、ざっと流し読みし、気になるキーワードがあるページに付箋を貼りましょう。そして2回目は、その付箋を貼ったページだけ再読し、気になる箇所に無造作にアンダーラインをするのです。
続いて3回目ですが、アンダーラインを引いた箇所だけを再読しましょう。その中でも重要な部分にだけ、再度二重線を引くのです。こうして抽出された知識・情報こそ、必要とされるエッセンスなのです。
最後に、そのエッセンスを紙に書き写しましょう。こうした模写をする際、必ずコメントを添えてください。ただ単に書き写せば、受け売りに終わってしまいます。自分の意見を加えることで、その知識や情報が血肉になるのです。
それに、書くという行為は、腕の動きが知識や情報の脳への定着率を高めてくれますので非常に有効であり、脳科学(認知科学)の専門家も認めています。
しかし、最も大事なことは、その知識や情報を活かすために、すぐさま行動に移すことです。どんな場合でも、得た知識や情報をそのままにしておいては、宝の持ち腐れになります。必ずや実行し魂を吹き込んでください。
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