森羅万象から学ぶ人生羅針盤「本当の完璧とは」
2024.09.24
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「本当の完璧とは」
この『森羅万象から学ぶ人生羅針盤』のレギュラーのような存在である発明王エジソンは、「完璧だと思っても、もう一押しすれば、おまけが手に入る」と述べています。
問題はこの「おまけ」の解釈です。一般的には、良い意味での副産物が発見され、2つの成果が同時に得られたと思われがちですが、私はそうは思いません。一歩離れて見つめれば、「おまけ」とは、本当は必要なのだけれどうっかり忘れてしまった部品なのではないかと思っています。
我々建築業に携わるものにとって代表的な副産物は、工事現場外に搬出される建設発生土です。結構良質な土であるため、悪徳業者などは農家へ安く横流しするケースもあるようです。
しかしこれは、「もう一押し」しなくてもでてくる「おまけ」です。大事なのは「もう一押ししなければならないおまけ」であり、それは必要性にかられた行為で、これによって本当の完璧が確保されると思っています。
この言葉を躍進流に置き換えてみましょう。「点検業務が完全に終わったと思っても、玄関周りの清掃を完璧に行えば、リピーターになっていただける」となるのではないでしょうか。
躍進の場合、新築現場の防水工事でも、エンドユーザー様のお宅で実施する点検業務でも、自分も持ち場は言うまでもなく、それ以外の場所でも清掃は必ず行います。
持ち場以外を清掃するのは心を磨くことと同じで、この一押しがあってこそ本当の完璧であり、リピーターという大きな「おまけ」をもたらしてくれることを肝に銘じておきましょう。
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