森羅万象から学ぶ人生羅針盤「楽しみ、喜び、ご褒美を得る」
2021.05.30
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「楽しみ、喜び、ご褒美を得る」
安田財閥創業者・安田善次郎氏の言葉に、「苦しい仕事のうちにも愉快があることを発見するまでには、幾多の修養を積まねばならない」があります。
同様に、幕末の志士として活躍した高杉晋作も、「真の楽しみは苦しみの中にこそある」という言葉を残しています。
仕事は、基本的に苦しいものですが、実力がついてくると、余裕が生まれます。その余裕のなかに、楽しみが見出せるのです。
例えば、駆け出しの営業マンは、交渉能力が未熟であるため、おそらくお客さまと会うことすら億劫であると思います。
しかし、日々の辛い仕事の中で、自分を磨き、成長していくことで、それまで辛かったことが、いつの間にか、苦も無くできるようになるものです。
そして、仕事に余裕が生まれてくれば、お客さまとの世間話で、同じ趣味の話で盛り上がることなどが楽しみとなるのです。
また、楽しみだけでなく、困難の末に仕事の成果を得ることができれば、それは何よりも大きな喜びとなります。
そして、その喜びの後に、自分に対するご褒美が与えられるのです。
以前、「維持・成長させる難しさを実感する」として、いやなことを10個も20個もやって、ようやく自分の好きなことができることをご案内しています。
困難は、必ず楽しみや喜び、ご褒美をもたらしてくれるのです。
もし、現在、辛い状況にあっても、いずれその辛さの中に楽しみが生まれ、喜びやご褒美が待っていることを信じて、前進を続けましょう。間違いなくその努力は報われます。
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