森羅万象から学ぶ人生羅針盤「横糸は創業者に忖度しない」
2024.08.10
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「横糸は創業者に忖度しない」
後継者は創業者の作り上げたものを継承していくことが基本です。しかし、何1つ変えることなく継承せよという意味ではありません。
物事には縦糸と横糸があります。そして横糸(商法、テクノロジーなど)はいくらでも変えて構わないのですが、経営理念などの縦糸だけは変えてはいけません。
これこそが、後継者が創業者の作り上げたものを継承していくことなのです。むしろ横糸は、創業者に忖度しないほうが会社の業績は上がるのです。
私も創業社長の1人ですが、経営理念という縦糸には大いにこだわるものの、時代に即した最新の横糸を取り入れるために、私が紡いだ横糸をバラバラにしても一向に構わないと思っています。むしろそうしてくれないと時代に取り残されるので、大いに横糸は変えてください。
横糸にこだわる企業トップは、間違いなく時代遅れになります。そして、老舗という言葉を履き違えているケースが圧倒的に多いのです。京都の企業に創業300年を超える老舗が多いのは、その時代に一番即した横糸を編んで受け入れられてきた証拠なのです。
そういう企業トップは縦糸と横糸の区別がついていないことが多く、古臭い手法にしがみついている自分が好きなだけのようです。縦糸は決して崩してはいけませんが、横糸は決して創業者に忖度しないように心がけましょう。
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