森羅万象から学ぶ人生羅針盤「死ぬまで努力、一生勉強」
2024.10.17
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「死ぬまで努力、一生勉強」
『星の王子さま』で有名なフランスの作家サン=テグジュペリは、「歩みだけが重要である。歩みこそ持続するものであって、目的地ではないからだ」と述べています。まさに、死ぬまで努力、一生勉強をそのままに謳ったものです。
歩みの持続を支えるものは向上心と好奇心です。向上心は言うまでもなく、昨日よりも今日、今日よりも明日というように、自分がより高まっていく喜びが支えになっています。
同様に、好奇心にも未知なものを知ろうとする探求心の元になっています。それを満足させるには、やはり「知りたい」という気持ちを胸に、1歩1歩歩んでいくしかないのです。
1歩が無理なら半歩でも十分です。また、歌の文句ではありませんが、3歩進んで2歩下がるように、努力のすべてが報われるわけではないのです。それでも確実に前進していれば、歩みの目的は果たされています。
同時に、「目的地ではない」となっていますが、歩みは事物を指す言葉ではないので、説明するまでもありません。やはり死ぬまで努力、一生勉強で、目的地など最初からないのです。
しかし、「もうこれでいいや」と思えば、それがその人の目的地でしょう。それは人それぞれで、他の人は「いや、まだまだだ!」と思えば歩みを止めません。
前述のように、1歩が無理なら半歩でも十分で、自分のペースで歩んでください。そうすれば、歩み自体が非常に楽しいものになることを実感できるでしょう。
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