森羅万象から学ぶ人生羅針盤「比喩表現を知らないのか」
2025.10.11
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「比喩表現を知らないのか」
先日友人と、退任する石破首相の“思い出話”をしていたら、以前首相経験もある野党第一党代表が、「日本が日本人ファーストなんて言ったら誰も日本に来なくなる」という揚げ足取りに関する投稿について思い出しました。
同時にその投稿では、一時期不登校で話題になった高校生ユーチューバーが、自身のフィリピンとカナダへの留学経験を踏まえ、「どこの国でも自国民ファーストが当たり前。それどころか、どこの国が外国人ファーストでやっているのだという話になる。(日本人ファーストでも)日本に来たい外国人は来てくれる」と記しています。
これを踏まえ友人は、石破首相関連の“思い出話”として、もう1つの思い出したというので、それをご案内します。
それは、弁護士資格を持つ保守系参議院議員が、石破首相を「醜く奇妙な生き物」と例えたことに対し、首長(くびちょう)経験があり同じく弁護士資格を持つ政治評論家が、「ルッキズム(外見を優位的に考える)を知らないのか」と批判したことです。
保守系参議院議員は、石破首相の内面を比喩表現で、「(精神性が)醜く(常識では理解できないほどに)奇妙な(人間の一種と思われる)生き物」と強烈に皮肉っただけです。
友人はその政治評論家に対し、「言葉のプロの弁護士なのに比喩表現を知らないの? あ、そうか! 法廷では比喩表現を使うと混乱するので慣れていないのか。なら的外れなのもしょうがない。ハハハ」と締めくくりました。
前述の保守系参議院議員に勝るとも劣らない相変わらずの皮肉屋ぶりに困ってしまいました(笑)。
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