森羅万象から学ぶ人生羅針盤「比較論に惑わされない」
2025.02.17
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「比較論に惑わされない」
よく言われる言葉に「隣の芝生は青く見える」があります。他人のものは良く見えてしまうという錯覚なのですが、それは現状に不満があることの裏返しに過ぎないのです。
ビジネスにおいても、「あの人はあんな有名企業に勤務している。きっと将来も安泰なんだろうな」「あの人は自分の好きなことを仕事にしている。嫌々仕事をしている自分に比べれば何とうらやましいことではないか」など、羨望、妬みなど様々な感情が入り乱れます。
しかし他人にしてみれば、逆に自分の方を羨望のまなざしで見つめている人もいるはずです。「あの人は本当に人に喜んでもらえる仕事に携わっている。きっとやりがいに溢れているに違いない」「あの会社は、規模は小さいけれども、どこにも負けない優良社員と技術を有している。将来性にも期待できる」などと思われているかもしれません。
さらに逆を言ってしまえば、超有名一流企業に就職したけれども、給料の2倍も3倍も働かされてヘトヘトだ」「学閥争いがひどくて、自分のような無名校出身者では出世は到底見込めない」など、他人には分からない苦労もあるのです。
要するに比較論に惑わされず、「人は人。自分は自分」という確固たる信念を持って仕事に臨めば耳障りな雑音に惑わされず自分を見失うことはありません。他人と比べても意味がないのです。冒頭の「青く見える」ように、ないものねだりすることなく、目の前の仕事に全力投球することで自己実現、自己超越してください。
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