森羅万象から学ぶ人生羅針盤「永遠にPDCAサイクルを回す」
2022.09.18
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「永遠にPDCAサイクルを回す」
歴史上の偉人や多くの先人が異口同音に語っていることに、「可能性は無限大だ」「諦めなければ夢は絶対に叶う」があります。しかしこれは、努力している人を励ますだけの、根拠のない精神訓話などではありません。「すべての人間は成長するため、努力すれば少しずつ夢の実現に近づいていく」という、確固たる根拠に基づいた言葉なのです。
言うまでもないことですが、赤ちゃんは親が面倒をみてくれなければ何もできません。しかし、徐々に大きくなり、学校に通うようになって勉強やスポーツに勤しめば勤しむほど成長します。まさに、何もできないところからスタートするので、その比較論から「可能性は無限大」と言えるのです。
そんな成長にもやり方があるのです。それについて、8月に逝去した京セラ・第二電電（現・KDDI）創業者・稲盛和夫氏は、苦難には真正面から立ち向かい精進を積み、成功しても謙虚にして驕らず、さらに真摯な姿勢で努力を重ねるべきであるとしました。そして、そのような研鑽に励むことによってのみ、人間は大きく成長していくことができると述べています。
まずは、何事にも恐れずに挑戦しましょう。挑戦しなければ成長はおろか何も始まりません。そして、ある程度の成長の手ごたえを感じたら、それが良い成果であっても自惚れることなく、冷静に客観的に評価し、そこからまた努力します。
そして、その努力は決して中断せずに続けることで、「可能性は無限大だ」「諦めなければ夢は絶対に叶う」という言葉が実現するのです。まさに、永遠にPDCAサイクルを回すことが成長の根拠になることを肝に銘じておきましょう。
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