森羅万象から学ぶ人生羅針盤「深く好かれる人と付き合う」
2024.12.27
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「深く好かれる人と付き合う」
『赤と黒』などの作品で知られるフランスの作家スタンダールは、「広く好かれれば好かれるほど、深く好かれないものだ」と述べています。言われてみれば、確かにどこのクラス、会社にも、皆に愛される人物が存在します。しかし、その人のことを1番好きかと聞かれると実は別な人であることが多いのと同じです。
広く好かれる人は、敵がいない代わりに強い個性がなく、平均点の寄せ集めみたいな人が多いようです。その一方で深く好かれる人は、点数で言えば1個だけ100点で後は赤点ですが、非常に役に立つ能力を持っているのではないでしょうか
そして、世の中の成功者の多くは、深く好かれる人なのです。当然ながら強い個性を持っているため、その“毒気”に当てられる人も多いものです。しかし、「広く好かれれば好かれるほど、深く好かれない」とは、どんどん個性がなくなり、終まいには八方美人になって、信用がおけなくなるという危惧も生まれるのでしょう。
それを踏まえて、深く好かれる人とアライアンスを組めば、まさに大きな相乗効果が期待できます。力のある人はそれを熟知しているのです。広く好かれる人は、その人間性は大いに評価できるものの、ビジネスパートナーとしての能力は不確かです。
深く好きになれる相手は、必要とされる能力が確かでなければなりません。ビジネスを最優先に考えれば、深く好かれる人と付き合うのは自明の理と言っても過言ではないでしょう。
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