森羅万象から学ぶ人生羅針盤「潜在意識を活性化させる」
2022.07.08
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「潜在意識を活性化させる」
京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者である稲盛和夫氏の言葉に、「成功するためには、潜在意識に到達するほどの強い願望を抱かなければならない」があります。なぜなら、願望が潜在意識に到達すれば、無意識のうちに願望実現の行動を起こせるからです。
これに関連して、土屋ホールディングスの創業者・土屋公三氏が開発した社員教育プログラム「3KM生涯幸福設計」で活用している3KM手帳のなかで、潜在意識の重要性について述べていますので、以下に抜粋・要約いたします。
顕在意識は、潜在意識の表面に現れたもので、意識全体の3~7%を占めるに過ぎません。しかし、潜在意識はその反対に、意識全体の93~97%を占めており、比べ物にならないほど巨大で、活用すれば自分の願望が実現できるのです。
そんな潜在意識の活かし方は、目標を設定すること、紙に書き毎日声に出して読むこと、行動を継続すること、達成した時のことを言葉と絵でイメージ化すること、信じて疑わないことの5つです。そうすれば、精神分析学の創始者ジークムント・フロイトの言葉である「何事も信じることさえできれば、潜在意識は働き、奇跡が起こる」となるのです。
前述の5つの活かし方を実践するには、「自分には無理だ。出来ない」と決めつけることなく、潜在意識に根付いた熱量を維持して、「絶対に成し遂げる」という強い気持ち、困難を乗り越える力を発揮するのです。
そして、「一度は試してみよう」という実証実験を行うだけでも、その分経験値がアップします。そして、それをきっかけに次へ次へと努力を継続していけるようになり、眠っている潜在意識を呼び覚まし、活性化できることを忘れないでください。
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