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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「無言の善行に努める」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「無言の善行に努める」

2025.09.05

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「無言の善行に努める」
 以前、野暮という言葉の意味をご案内しました。野暮には様々な意味がありますが、融通が利かず無粋で洗練されていないことを指すのです。もっと具体的に言うと、他人のために何かをしてわざわざ恩着せがましく主張することなどは野暮の極みです。

これに関連して、古代ローマ帝国の政治家セネカは、「善行の報酬は、善行を行ったことである」と述べています。まさに、見返りを要求しない、いわば野暮の正反対に位置する粋に相当する言葉といえましょう。

 しかしこれがなかなか実行できないものです。善いことを行ったこと自体に価値を見出すことができないだけでなく、むしろその見返りとしての承認欲求が強すぎる人が多いからです。

 これはボランティア活動についても同じことがいえます。誰も聞いていないのに、「私は保護猫活動をやっているんだ」とか、「駅前や公園の清掃をやっているんだ」と吹聴する人がいます。

 しかし第三者が、「この間、獣医さんに猫を罠に入れたまま連れて行ったけど何しているの?」とか「先週の日曜日に、駅前でゴミ拾いしていたのは、ひょっとしたらあなたですか?」とか聞かれた時にだけ、その保護猫活動や地域清掃活動の事実を説明すればよいのです。

 それであるにも拘らず、自分をヒューマニストや社会性のある人間に見せることが目的で行うボランティア活動をする人は、その人間性に疑問符がつきます。それが原因で、却って人望をなくすことがありますので無言の善行に努めましょう。

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