森羅万象から学ぶ人生羅針盤「物質的な豊かさを認める」
2021.06.01
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「物質的な豊かさを認める」
豊かさには、心の豊かさとともに、物質的な豊かさがあります。
確かに、物が溢れ、心が囚われてしまい、身動きがとれなくなっている人はいます。しかし、物を正しく有効に活用する方法を知れば、心の豊かさを重視しながらも、物質的な豊かさを認めることができるのです。
医学をはじめ、様々に発達したテクノロジーがもたらしてくれる豊かさは、我々を幸福にしてくれます。スマホひとつとっても、我々の生活は大いに便利になり、ありがたみを感じることがあります。心の豊かさに、物質的な豊かさが加われば、幸福の幅も奥行きも広がるのです。
これに関連して、松下電器産業(現パナソニック)創業者である松下幸之助氏の基本となる経営哲学に「水道哲学」があります。
それは、水道の水のように低価格で良質なものを大量供給することにより、物価を低廉にし、消費者の手に容易に行き渡るようにしようという思想です。
そして、「それによって、人生に幸福を齎し(もたらし)、この世に極楽楽土を建設する事が出来るのである」(ウィキペディア〈Wikipedia〉より抜粋・要約)としています。
まさに、物質的な豊かさが人生に幸福をもたらしてくれることを、自らの事業で証明しようとしたのです。
また、出世してより多くの報酬を得て、経済的に余裕のある暮らしがしたいなどの動機で、一生懸命に働く人はたくさんいます。物質的な豊かさを求めることは、人を成長させ、幸福にするために有効なのです。
豊かさを否定したら、人は進歩しません。心の豊かさとともに、物質的な豊かさも大いに認めることで、人が幸福になれることを忘れてはいけないのです。
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