森羅万象から学ぶ人生羅針盤「理解と誤解の本質を捉える」
2022.03.10
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「理解と誤解の本質を捉える」
自分と他人は見た目も中身も何もかもが違います。仮に自分のクローンが存在したとしても、育った環境がまったく違えば、それはもう完全な別人と言えるのです。そんな相手を100%理解することは不可能で、もし理解を得られても、それは偶然の産物に過ぎないのです。
その裏返しとして、誤解が発生するのは当然なのです。何もかも違う相手は、物の見方や価値観も違うので、自分の意思を伝えても、その解釈に違いが生じることもあるからです。
しかし、こうしたことを素直に認め、それを前提に人間関係を構築しようとすれば、他人との違いに大きな可能性を見出すことができます。
そこで大事なのが、その違いを楽しむことです。そうすれば、他人の長所だけでなく短所も認めることができ、それを活用してお互いが助け合うことが実現できます。また、他人に対して、完璧であることを求めなくなり、過度の期待をしなくなるので、人間関係のストレスも軽減されます。
もちろん、大きな違いが障害になるのであれば、その溝を積極的に埋めなければなりませんが、理解と誤解の本質を的確に捉えることで、他人との小さな差異が気にならなくなり、もっと大事な大局観が身に付くのです。
もし他人を理解できたら、その偶然に感謝しましょう。そして誤解が生じても、そこからスタートするのが当たり前と考え、相手の立場になって、「伝える」を「伝わる」に変える努力をすれば、理解に到達できることを
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