森羅万象から学ぶ人生羅針盤「理論と実践から想像力が生まれる」
2022.08.28
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「理論と実践から想像力が生まれる」
本連載でも度々取り上げてきた、土屋ホールディングスの創業者・土屋公三氏が開発した社員教育プログラム「3KM生涯幸福設計」(以下3KMとする)では、専門知識はいかに学んでも、それが活用されなければ何の効力も発揮しないと指摘しています。
やはり知識も、目標を達成させるための材料や手段でしかなく、そんな知識を自由に使いこなしてこそ、物事を成功に導くことができるのです。まさに、理論(知識)と実践(行動)が一体となることで、大きな力が発揮されるのです。
つまり、基本的に理論と実践は相互補完の関係にあるのです。知識を元に実践し、そこで得たデータを新たな知識として蓄え、よりレベルアップした行動に生かして、さらなるデータを得るという繰り返しなのです。
そしてそれは、経営者と経営学者の関係と同じです。経営者が実践で得たデータを、経営学者が新たに理論構築し、それを元に経営者が実際の経営局面で活かすのです。そして、そのデータを経営学者が分析し、さらに経営現場で生かせば、どんどん高次元に発展していくので、まさに螺旋階段を登るようなものです。
その理論と実践の螺旋階段の先に、未来を見つめる想像力が生まれます。3KMでは、想像力こそが我々の人生を成功に導く原動力であるとし、想像力があるからこそ、専門知識を組み合わせ、目標や計画を立てることができるとしています。
そんな想像力は誰からも借りることは出来ず、まさに自分由来の貴重な財産であることを強く認識してください。
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