森羅万象から学ぶ人生羅針盤「甘えた姿勢で仕事に臨まない」
2022.03.05
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「甘えた姿勢で仕事に臨まない」
ロスチャイルド財閥創始者であるマイヤー・アムシェル・ロスチャイルド氏の言葉に「多くの仕事をしようとする人は、いますぐひとつの仕事をしなければならない」があります。
一般には「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉に置き換えられるようですが、一つひとつを確実にクリアして次のステップに進むべきという意味に捉えるべきでしょう。例えば建設作業従事者の仕事に置き換えればよく分かります。作業順序を間違えたり、いい加減な作業をしてやり直したりしていては仕事にならないからです。
建設作業従事者は、まず現場に着いたら駐車場を含め適切なスペースに車を停めます。もし薬剤の混合中など手が離せない時に、違法駐車や迷惑駐車で呼び出されたら、作業を中断することになり、場合によってはその薬剤を廃棄し、一から作り直しせざるを得ないことにもなるからです。
また、作業の前に、掃除を含めた健全かつ十分なスペース確保をしなければなりません。そうして足回りを動きやすい環境に整えることで作業が順調に進むのです。当然、その作業に必要な材料や道具の調達・整備は、事前に完璧な状態で済んでいなければなりません。
これらに加えて、不慮の事故や天候不順などの影響にも十分考慮して、一つひとつの作業を順調に消化していくことで合格点となるのです。
もちろん、仕事にはミスはつきものですが、「何かあればやり直せばいい」という前提のもと、甘えた姿勢で仕事に臨み発生したミスは、決して許されないことを肝に銘じておきましょう。
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