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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「癖を認め人を生かす」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「癖を認め人を生かす」

2021.07.23

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「癖を認め人を生かす」
 人にはそれぞれに癖というものがありますが、これに関連して、イギリスのオックスフォード大学で、癖に関する、ある実験が行われました。
対象となる学生に学力試験を受けさせるのですが、被験者のうち半分の学生には、試験中に、例えばペンを指先でクルクル回すなどの、自分の癖を出してはいけないと指示し、残りの半分の学生には、いつも通りで構わないとしたのです。
 その結果、癖を出してはいけないと強制された学生は、通常の3分の1しか点数が取れなかったのです。

 この実験結果から、癖というものは、緊張と緩和のリズムをとるきっかけになっていることが理解できます。集中力を高めたり、リラックスしたりする際に、そのスイッチとなるのが癖なのです。

 また、ピッチャーの投球フォームのように、一連の動作の中にみられる癖にも、大いに意味があります。それを知らずに、コーチが無理やり投球フォームを変えて、かえってコントロールが悪くなることも報告されています。

 中には、爪を噛むなど、他人に与える印象が決して良くないため、直さなければならない癖もあります。しかし、その場合でも、自分から進んで直すようにしなければなりません。
 悪い癖が出たら、自分で自分にペナルティを課し、その癖をリカバリーする行動をとった場合には、ご褒美を与えるのです。これを繰り返すことで、脳がコントロールされ、悪い癖は矯正されるのです。

以前、「角を矯めて牛を殺す」ということわざは、小さな欠点を必要以上に問題にしないほうが、物事は上手くいくという意味であることをご案内しました。
癖は、脳の働きによる個性の表れです。その意味を理解し、癖を無理やり矯正するのではなく、それを認め、人を生かすことに活用すべきでしょう。

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