森羅万象から学ぶ人生羅針盤「的確に話すテクニックが必要」
2022.05.04
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「的確に話すテクニックが必要」
イギリスの政治家で2度首相を務めたヘンリー・ジョン・テンプル(第3代パーマストン子爵)の言葉に、「話し上手の第1の要素は真実、第2は良識、第3は上機嫌、第4は機知」があります。
まず、言うまでもないことですが、嘘を言ってはいけません。噓の上手な人は、自分の脳内において、実際のことのように焼き付けるので、ついた嘘を決して忘れないと言われています。しかし、嘘の一つひとつが結びつかないことが多く、その矛盾に他人は気付くのです。そうして嘘がバレるとさらなる嘘をついて上塗りし、また矛盾が生じるという負のスパイラルに陥り、信用を失うのです。
次に、良識ある言葉を発しましょう。礼儀やマナー、モラルに反したことを言ったり、反社会的なことを助長するような発言をしたりすれば、間違いなく人格を疑われます。そうなれば、そういう人の話に価値はなくなり、聞く意味を持ってくれなくなるのです
また、機嫌よく話すことを心掛けてください。何事も機嫌よく陽気に話すことで、聞いている人も気持ちが良くなるものです。そして、そんな話ならきっと価値あるものと認識して、好意的に受け取ってくれるのです。
最後に機知ですが、その場その場に応じて、臨機応変に的確な気の利いた言葉をチョイスし、話を分かりやすくして説得力を持たせるのです。これは会話の場数が物を言うと思われます。
コミュニケーションの基本は、まず聞くことですが、それに対して的確に話す際にも、やはり有効なテクニックが必要です。それを実践すれば、伝えたいことが間違いなく伝わることを忘れないでください。
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