森羅万象から学ぶ人生羅針盤「直言居士は有難い」
2024.10.03
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「直言居士は有難い」
「口は禍(わざわい)の元」と妄信し、本来なら進言しなければならないことであるにも拘らず、保身のために口をつぐんでしまうことは良くある話です。
仮に進言したとしても、大抵の人は「こんなことを言えば気に入ってくれる」「自分を認めて特別扱いしてくれる」と計算して、良い話しかしないものです。
しかし、これで物事が良くなるでしょうか。何よりも相手のためになりません。場合によっては、上下の関係なく、時にはズケズケとものを言う人間を大事にしなければならない時もあります。
だからと言ってズケズケものを言う方も、適切な言葉遣いは守らなければいけません。いくらなんでも企業トップにタメ口でものを言うのはマナー違反、礼儀知らずなだけです。
きちんとした丁寧語で、言いにくいことをはっきりと言う人物は重用しましょう。そしてこれには、聞く側の度量の大きさが試されるというものです。
ズケズケものを言う人は、真実を語ってくれます。これは本音、本心、本気で語る私の会社・躍進の社員の資格そのものと言えましょう。
問題は言い方だけなのです。上司を衆人環視の中で面罵(めんば)すれが逆効果になるのは火を見るよりも明らかです。人払いをし2人きりになって、相手の顔を立てて物言う直言居士(ちょくげんこじ)は、決して悪い存在ではありません。
企業トップなら、むしろ直言居士を有難い存在として感謝する気持ちをもって当たり前と心得てください。目から鱗が落ちるはずです!
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