森羅万象から学ぶ人生羅針盤「真の成績優秀者とは」
2025.02.22
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「真の成績優秀者とは」
ビジネスの世界での競争は苛烈です。そこには甘さなどなく、結果がすべてであるとよく言われます。しかしこの「結果がすべて」という言葉が曲者(くせもの)なのです。
同じ成績優秀者でも、自分が一番の成績を収めたいばかりに、ライバルの足を平気で引っ張る卑怯な人間がいます。またそれを、ダメな上司が前述の「結果がすべて」という言葉で肯定してしまうのでますます増長します。
しかし最終的に、「こんな人間とは一緒に仕事をしていられない」として、まともな社員がどんどん辞めていくのです。これでは元も子もありません。
真の成績優秀者は、まず自分を高めたいと努力します。その努力の過程で、ライバルの行動をつぶさに観察し、自分に無いものを発見したら、「あいつはすごいな。俺もあいつと同じようなやり方を試してみよう」と、まずライバルの実力を認めリスペクトします。
もちろん、ライバルのやり方をそのままやっても失敗するでしょう。ライバルにはライバルであってこそのやり方があるからです。それを自分に合うようにアレンジしてライバルよりも成長すればこれほど素晴らしいことはありません。
こういう正攻法、王道、正道を歩む人は、どんなライバルが現れても、その人をリスペクトできるので、その良さをどんどん吸収し、気が付いたら社内で一番の成績優秀者になっており、今度はライバルがその手法を真似するようになるのです。
ライバルは蹴落とすものではありません。競争しながら切磋琢磨するものです。真の成績優秀者はそのことに気付いているからこそ認められるのです。
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