森羅万象から学ぶ人生羅針盤「社員の主体性を考える」
2025.03.22
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「社員の主体性を考える」
『論語』に「己の欲せざる所は人に施すこと勿(なか)れ」があります。そして、この言葉をビジネスの現場に持ち込むことは本当に難しいです。なぜなら自分が心底欲しい、してもらいたいと思う商品やサービスでないのなら、売らなくても良いという意味になってしまうからです。
もちろん自分が欲しいとも、してもらいたいとも思わない商品やサービスでも、他人様にしてみれば、欲しい、してもらいたいと思うかもしれません。
しかし提供するほうにその気がない以上、欲しているお客様を見つけ出すことは不可能に近いでしょう。要するにやる気がないからです。
つまり、主体性が欠如しているのです。その主体性にも2種類あります。「私はどんなことをしても、この商品をすべて売りさばきます」というのが「正の主体性」ですが、「この商品には納得がいかないので、私は売ることを辞退させていただきます」という「負の主体性」もあるのです。企業トップは、社員の2つの主体性を見抜いてください。
しかし世の中の現実は厳しく、本人の意思と関係なく、自分自身が「欲しくない」と思うものでも売らなければなりません。それでも企業トップは、「どうしても納得いかず、この件から手を引きます」という「負の主体性」が社員に発現することを注意深く見ておきましょう。
同時に、そうした姿を他の社員も見ています。それに対して企業トップは、「ビジネスマンとしての主体性のあるべき姿」を示さなければならないことを強く認識してください。
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