森羅万象から学ぶ人生羅針盤「神も人間もしくじりの産物」
2025.05.06
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「神も人間もしくじりの産物」
ドイツの哲学者ニーチェは、「人間が神のしくじりに過ぎないのか、神が人間のしくじりに過ぎないのか」と問いかけています。私はどちらも正しいと思います。しかし、前者の神と後者の神はまったくの別物です。
前者の神は、自然そのものです。これに関連して少し前にも、20世紀最大の物理学者アインシュタインが示す神の有り様をご案内しました。
アインシュタインは、なぜ地球には引力があるのか、なぜ太陽の周りを公転しているのかなどを考えた時、「何がそうさせているのか」とも考え、そうさせている仕組み自体、つまり自然が神の正体であると言っているのです。
その自然の最大のしくじり、失敗作は人間であることに間違いありません。言うまでもなく、核兵器の開発や各種自然破壊、増加するばかりの人口など、地球にとって害悪以外の何物でもないからです。
その上自然の循環に正しく収まっておりません。本来なら40歳前後が人間の生き物としての寿命であるはずなのに、医学を進歩させて80歳を超えても生きているような不自然さを生み出しました。これは人間にとっては有難いことかもしれませんが、自然界の視点で見るとしくじりにしか見えないのです。
一方、超自然的な神の存在が事実であるかのようにしたのは、人間のしくじり以外の何物でもありません。科学が未発達だったころ、一部の宗教家が各種自然現象を神の仕業と位置付け、宗教に力を持たせる根拠に利用したからです。
このように神も人間もしくじりの産物にすぎないのです。しかし人間は言うまでもなく、超自然的な神も存在していると言うならば、正しく行動し正しく神に感謝する努力を怠ってはいけないことだけは忘れないでください。
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