森羅万象から学ぶ人生羅針盤「積み上げた実績を集大成する」
2022.05.27
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「積み上げた実績を集大成する」
Facebookの創設者として知られる起業家のマーク・ザッカーバーグ氏の言葉に「次にやるべきことが何かなんてわからない。僕のやり方は、大きなものをつくるんじゃなくて、小さなプロジェクトを積み重ねていって、最後に一緒にすることなんだ」があります。
これは、ステップを踏んでいくことで見える景色が変わり、そこで気付きを得たら、新たな目標を設定してそれにチャレンジすることなのです。そして、それをクリアし繰り返していけば、いつの間にかとんでもない高みに到達しているという意味です。
例えば、ベンチャー企業を創業した場合、最初に見える景色は黒字化への道です。一般に起業して3年間は赤字が続くもので、4年目にしてようやく黒字化を達成し、そこからそれまでに損失分を補填しながら経営を軌道に乗せることを目標にしなければなりません。
そうして経営的な安定を得たなら、次に見える景色は、自社が提供する商品やサービスを、少しでもより多くのお客さまに利用してもらうための工夫を模索している様子です。商品やサービスのラインナップを増やしたり、拠点を増設したりしながらマーケットの拡大を展開して、スケールメリットの実現を目指すのです
その次に見える景色は、様々なネットワークが形成された様子です。業界内は言うに及ばず、財界や海外など視野がどんどんと広がって、世界の中の日本、日本の中の自社の業界、業界の中の自社というように視点がどんどん増えていくのです。
ザッカーバーグ氏の言葉通り、最初から「次にやるべきことが何かなんてわからない」のです。自分の目の前に広がる景色から、その都度の目標が生まれるのです。そうして積み上げてきた実績が最終的に集大成してこそ、大望を成し遂げられることを忘れないでください。
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