森羅万象から学ぶ人生羅針盤「精力善用は未来志向のためにある」
2025.04.08
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「精力善用は未来志向のためにある」
柔道の始祖であり「講道館」を設立した柔道家・教育家の嘉納治五郎氏の言葉に、「精力善用自他共栄」があります。心身にみなぎる精力を良いことにのみ使い、自他ともに助け合いながら理想的社会(組織)を作っていこうという意味です。
そんな精力善用といっても、具体的にはどのように使うべきかは多岐にわたり、一口では言い表せません。
しかし1つだけはっきりと言えるのは、未来に向けて使うべきです。決して過去に縛られた事象にエネルギーの無駄遣いをするべきではないのです。
しかし、現実はそんな甘いものではありません。未だに第二次世界大戦の戦後処理について、政権が変わるたびに過去の約束を反故(ほご)にする国があるため、我が国の政府は過去にエネルギーを使わざるを得ないのです。そしてそれに充当する予算は私たちの血税です。
それでも会社レベル、ビジネスレベルなら、未来志向を持って正しい精力善用を実現することができるでしょう。例えば、お客様との間にトラブルが発生しても、起きてしまったことはしょうがないので、どのようにしたら最適なリカバリーができ、win-winの関係が構築できるかに全精力を注ぐのです。
そうすることで、これまでの関係性を仮に100という数字で表したならば、場合によっては120、150、200へと右肩上がりしていくかもしれません。それが「自他共栄」の証拠で、「精力善用」が未来志向のためにあることを肝に銘じておきましょう。
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