森羅万象から学ぶ人生羅針盤「約束・信頼・安心 」
2025.11.23
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「約束・信頼・安心 」
「笠井会長。私は会長と本音・本心・本気でお付き合いさせていただきます。よろしくお願いいたします!」と言ってくださることは本当に嬉しいです。
しかし、大変失礼かとは存じますが、中にはこちらからそのお付き合いを願い下げにさせていただきたいと思う方もいらっしゃいます。そのため、その方の言動や立ち居振る舞いを拝見し、一時の同席か、一生のお付き合いになるのかを判断させていただいております。
判断の要素はたくさんありますが、やはり約束を守ってくれるか、いざというときに裏切ることなく信頼がおけるか、何を依頼しても安心して任せられるかという点がベスト3です。
口先ばかりの人に限って約束を守ってくれた例(ためし)はありません。「なぜ、この間交わした約束を守ってくれなかったの?」と問うと、にこやかに弁舌さわやかな言い訳をとうとうと述べてきます。この段階でアウトです。
信頼のおける人とは、裏表(うらおもて)のない人です。逆に、人前では爽やかにふるまうものの、裏に回れば自分より立場の弱い人間に対して非常に横柄にふるまう二面性の持ち主に信頼などありません。何かあれば間違いなく損得勘定で裏切ります。
何を依頼しても安心して任せられる人は、責任感の塊です。よく私は「人は信用しても良いが、その人の能力、やることは信用するな・疑う余地のないところを信用しろ」と社員教育しています。要するに、人間は悪くないのですが、やむにやまれぬ事情で悪いことをしてしまうのです。
しかし責任の塊のような人は、人柄だけでなくやることにも間違いなど一切なく、安心感にあふれているので何でも任せられるのです。
こういう皆様とはこちらから「ぜひ本音・本心・本気でお付き合いさせてください!」とお願いすることは言うまでもありません。
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