森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自分で考えることが大事」
2021.03.30
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自分で考えることが大事」
『昆虫記』で有名な、昆虫の行動研究の先駆者であるフランスの博物学者ジャン・アンリ・ファーブルの言葉に、以下の名文があります。
まず考えること、辛抱強く考えつくすこと。
むずかしいことがあれば、すぐに他の人に聞いて解決するというやり方は、決してすすめられる勉強法ではない。
他人に教わったのでは、難儀の一事のがれにしかならない。
必要なことはまず考えることだ。しかも辛抱強く考えつくすことだ。
人間は自分で探し求め、発見したことしかよく覚えていることはできない。
しかもなお、知識として覚えた場合と、自分で考えて発見したのとでは、精神の成長のうえからいっても大きな開きがある。
この言葉を実行するには、まず、自分を貫き通す気持ちを持つことです。そして、言葉や態度に、常に一貫性を維持しましょう。そうすることで、辛抱強く考えつくすことができるのです。
また、計画性も身につけるようにしてください。計画性の有る無しによって、辛抱強さにも、違いが出てきます。
さらに、個性的であることを誇りに思い、良い意味で孤独を愛し、他人に左右されない、確固たる信念を持ちましょう。
そして、忘れてはならないのが、考えたら、必ず行動に移すことです。考えは、行動によって形作られ、その価値も証明されるのです。
何事においても、自分で考えて出した結論に、大きな値打ちがあるのです。
もちろん、他人にアドバイスを求めることも重要ですが、そうした助言を材料にして、自分で考えることが大事なのです。
ファーブルの言葉にある、精神の成長においても、大きな意味を持つのです。
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