森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自分の正当性を堅持する」
2024.08.18
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自分の正当性を堅持する」
世の中には、相手がお人好しだったり押しに弱いタイプだったりすると、それに付け込んで、時には不当な要求を強引に飲み込ませようとする人間がいます。昨今問題となっているカスタマーハラスメント(以下カスハラとする)などはその典型例で、過度な消費者意識が生み出した嫌がらせなのです。
以前にもお話ししたとおり、そもそもお客様とは、こちら側の条件に従って適切に代金を支払ってくださる方です。そして、こちら側が提供する債務が、何の問題もなく履行されていれば、下手(したて)に出ては絶対にダメです。
カスハラを仕掛ける“お客様もどき”の要求は、すべてが理不尽なものばかりです。1000円の商品やサービスに対して1万円分を要求するようなものです。
また、軽微なミスに対する謝罪でも土下座を要求してきます。駐車違反をしただけで交通刑務所に収監されるようなものです。そんな相手の要求を通してしまうと、まるでダニのようにへばりつき理不尽な要求を繰り返してきます。
自分に正当性が確保されていると確信しているのであれば、それを絶対に堅持してください。「なんなら裁判で白黒はっきりさせましょうか」と言ってもよいでしょう。会社という組織と、悪質な一個人では、弁護士費用の負担の段階で勝負がついています。
また動画にそうした様子をアップしたら容赦なく訴えましょう。「企業イメージが悪くなるぞ」というのが常套手段の脅し文句ですが、今やそんなことで業績に影響するようなことはありません。
繰り返しになりますが、自分の正当性を徹底的に堅持しましょう。そうしないと会社も社員も守れないことだけは理解してください。
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