森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自分自身の付加価値を上げる」
2023.01.26
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自分自身の付加価値を上げる」
この投稿でも度々ご案内している土屋ホールディングスの創業者・土屋公三氏が開発した社員教育プログラム「3KM生涯幸福設計」(以下、3KMとする)において、3つのKは、会社、個人、家族の頭文字です。
そして、この3つにあえて優先順位をつけるとするならば、仕事として働く幸せ、つまり会社が一番でしょう。それは3KMが基本的に社員教育プログラムであり、会社における仕事が個人や家族の経済的な幸せの基盤となるからです。
そのための原資となるのが給料、つまり報酬ですが、これに関連して、以前アメリカの作家エルバート・ハバード氏の「報酬以上の仕事をしないという人は、仕事ぶりに応じて報酬が上がっていくということを忘れている」をご案内しました。
そして、「報酬以上の仕事」とは、常に自分自身の付加価値を上げ、それに基づく成果を指しているのです。例えば、右肩上がりの営業成績を維持したり、以前よりも技術・技能をアップさせたり、仕事に必要とされる資格を事前に取得しておいたりと、自分の付加価値を上げる手段はいくらでもあります。
そしてこれは、経営者側にも、良い環境と適切な目標をつくる義務があることを忘れてはいけません。より働きやすい環境を整備し、例えば30歳になれば平均年収がこれくらいで、「この資格を取得していれば、これくらいの報酬が約束される」というようなモデルをつくるのです。
そうすることによって、3KMの精神の支柱である、会社における仕事として働く幸せが自然と一番になり、自動的に個人や家族の経済的な幸せが実現することを肝に銘じておきましょう。
社長ブログ新着記事
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉を失うような出来栄え」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成功してこそ決断」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「やましい心根の人とは距離を置く」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人間としての真の値打ち」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「夢は前だけにある」