森羅万象から学ぶ人生羅針盤「良い顔を作り上げる」
2021.12.01
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「良い顔を作り上げる」
世界的ファッションブランド『シャネル』を創設したフランスのファッションデザイナーのココ・シャネル氏は「20歳の顔は自然からの恵み。30歳の顔は自分の人生。しかし50歳の顔にはあなたの功績よ」と述べています。
これに関連して、以前、人相の悪い人は、間違いなく内面が磨かれておらず、人生の決算期ともいえる60歳の時に、卑しい顔をしている人は、ろくな人生を歩んできていないことをご案内しました。
男前や美人でなくとも、良いと思える人の顔は、人格によって作られています。それは、他人を思いやる気持ちであったり、一つのことを成し遂げようとする強い意志であったり、様々な心の動きが表情になって現れ、長い年月を経て、表情筋に影響を与え、良い顔を作り上げるのです。
良い顔を作り上げようと思ったら、どんなときでも理性的であるべきです。感情的になれば、確実に顔に表れます。小手先の作り笑顔などで取り繕っても、目が笑っていないことが多く、それは間違いなく他人に伝わるのです。
そして、何事においても、前向きな達成感を得るようにします。それは自分を磨くだけでなく、大いなる喜びにつながり、笑顔をもたらして、良い顔を作り上げてくれるのです。
人は、言葉よりも見た目から受ける影響の割合が圧倒的に多く、自分の顔によって他人からの評価が左右されるのです。
そして、アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンも「男は40を過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言っています。その責任とは、第三者に対するものではなく、自分に対する責任なのです。これを肝に銘じて、良い顔を作り上げてください。
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