森羅万象から学ぶ人生羅針盤「苦しみを楽しく感じる」
2022.01.02
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「苦しみを楽しく感じる」
古代ローマの喜劇作家・詩人のプブリリウス・シルスは、著書『警句集』のなかで、「喜びが後回しになるのは、楽しい苦しみだ」と指摘しています。
これに関連して、以前ご案内した喜怒哀楽の中にある、喜と楽という言葉の意味をおさらいしてみたいと思います。
一見似ている喜と楽は、結果とプロセスを指すもので、基本的には正反対に位置する概念です。例えば、苦しみに耐え受験勉強に励み、合格すれば喜びという結果になります。しかし、勉強をサボって遊んでいると、そのプロセスは楽しいかもしれませんが、合格という喜びの結果を得るのは難しいでしょう。
このように、喜びへのプロセスには苦しみが要求されますが、しかし、もしそれを楽しいと感じることができれば、受験勉強なども苦にならないのです。
それには、まず、苦しみと闘っている最中は、間違いなく自分は成長していると実感することです。課題が1つ解決すれば、それ自体が喜びであると同時に、解決へのプロセス自体を楽しく感じられるからです。
少し前に、アメリカの詩人ウォルト・ホイットマンの「寒さにふるえた者ほど太陽を暖かく感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る」をご案内しましたが、寒さも悩みも、暖かさや尊さを知るためのプロセスだと思えば、苦しみも楽しく感じられましょう。
まさに、喜びが待っている苦しみとは、楽しいものなのです。苦しみを楽しく感じることで、考え方が極めてポジティブになり、目の前に立ちはだかるあらゆる困難を容易に乗り越えられるようになり、人生の大いなる喜びを得られることを肝に銘じておきましょう。
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