森羅万象から学ぶ人生羅針盤「英知力」をより育む

2025.07.04

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「英知力」をより育む
全身で相手と関わる直接体験から得られる知識・情報を「暗黙知」といいます。これは何よりも貴重であり、誰でも得ることができるのですが、このままで止まっていては、感覚的な部分だけでのコミュニケーションに終わってしまいます。

そのため、「暗黙知」を「形式知」に変えることが必要です。「形式知」は「暗黙知」をより分析的に捉えることができるからです。

そのためには、常に直に誰か（何か）と接することを基本に考えどんどん繰り返しながら幅を広げていくのです。なぜなら常に幅広く接することで、「暗黙知」の蓄積が可能となり、それを元に「形式知」を形成することができるからです。

しかし、ただ単に接するだけでは不十分です。肝心なのは質の高い「暗黙知」に触れるように取捨選択することです。無駄な、どうでもよいことに接して得られた「暗黙知」は、逆に余計な選択肢となって正しい「形式知」を形成する足を引っ張ることになります。

必要かつ重要な正しい「形式知」が形成されれば、自分の知識の深さや質がさらに向上します。色々な人たちや物事との関わりを深くし、互いに学び合いながら、最終的に得られた「英知力」で自らの成長をより促進していきましょう。

それには、一人ひとりの誠実感謝の心、言動振る舞い、仕事ぶり、活躍ぶりを、上司・部下がお互いにしっかりと見守っていくことが大事なのです。喜び、学び、楽しく明朗快活に日々を過ごし、最終的に身に付けた「英知力」をより育んでください！