森羅万象から学ぶ人生羅針盤「茶番劇としか思えない」
2025.09.12
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「茶番劇としか思えない」
これは政治的発言ではなく、1人の一般人としての素直な疑問なのでそのままご案内します。
ある市長が、大学を卒業していないにも拘らず、卒業したという経歴詐称で市長に当選したことに対し、市議会で市長不信任決議案が可決されました。しかし市長は、対抗措置として市議会を解散しました。
これまでの政治的なやりとりの是非は、当該市民のご判断にゆだねます。しかし不思議なのは、市長と疑惑を調査する百条委員会双方が、「卒業証明書」という言葉を一切発しない点です。
卒業証書は、大学側から授与されるいわば卒業祝いの記念品のようなもので、大学を卒業したことを公的に証明するものではないのです。その代わりに大学側に求めれば、「卒業証明書」を発行してくれます。
それだけではなく、「成績証明書」「卒業・成績証明書」、さらには現役4年生の就職のために、「卒業見込証明書」も発行してくれます。
百条委員会は「○○市長、ご卒業したと主張される□□大学に依頼して、卒業証明書を取得しこちらに提出してください」と言えば済むだけの話です。
それなのに、記念品である卒業証書や卒業アルバムまで持ち出して、ああだこうだと議論していたのは、時間の無駄を通り越して、何かの理由で茶番劇を演じているような気がするのです。その理由とは巨大な利権が裏に潜んでいるからなのでしょうか。
このように他人から「茶番劇としか思えない」と言われたくなかったら、こうした最も有効かつ合理的な方法で真実を証明しましょう。不信任決議案可決や市議会解散はその後です。公人であれば当然のことでしょう。
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