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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「蘊蓄はうっとうしい」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「蘊蓄はうっとうしい」

2025.08.11

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「蘊蓄はうっとうしい」
 ドイツの作曲家ロベルト・シューマンは、「音楽について話す時、一番良い話し方は黙っていることだ」と述べています。

 これに関連して、イギリスの作家ウォルター・ペイターは「すべての芸術は音楽の状態にあこがれる」とし、ドイツの哲学者ニーチェは「すべての芸術が究極に目指すものは音楽である」と述べ、さらにアイルランド出身の作家オスカー・ワイルドは「すべての芸術は音楽に嫉妬する」とも述べています。

 このように多くの先人先哲が音楽を評価していますが、他の芸術と音楽を比較してその優劣を指摘しているのではありません。全世界共通の物差しで見られる芸術だからです。

それも歌詞を持たない「絶対音楽」を指しているのです。歌詞を持っている「標題音楽」であると、その言葉の意味によって人それぞれに解釈が変わってしまうからです。

 さらにある生物学者によれば、短音階が物悲しく聴こえ、長音階が楽しく聴こえるのは世界共通の認識のようで、どうしてそうなるのか脳の働き方は分からないものの、「絶対音楽」の世界共通性を裏付けるものと言ってもよいでしょう。

 このように音楽は、聴くことだけで共感を得られる芸術なのです。それにも拘らず、演奏の技術論やその歴史的背景など、下手な蘊蓄(うんちく)を聞かされることは非常にうっとうしいものです。

まさに少し前にお話しした、イギリスの歴史家トーマス・カーライルが広めたとされる有名なことわざに、「雄弁は銀、沈黙は金」そのものが当てはまります。良い音楽を聴いたときに、感動し微笑みあえばそれですべてを物語ってくれることを忘れないでください。

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