森羅万象から学ぶ人生羅針盤「親身になってくれる3人」
2023.12.17
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「親身になってくれる3人」
プロ野球中日ドラゴンズの監督であった落合博満氏は、「親身になってくれる人が3人欲しい」と述べています。何かを決断するとき、3人の意見が「2対1」に割れたら止め、「3対0」に揃ったら成功する確信が持て、実行に移せるからです。
これは、少し前にご案内した西武グループの創業者である堤康次郎氏の、「全員が賛成したら、その計画は危ない」をはじめ、多くの先人・先哲が異口同音に述べてきた言葉に反するものです。しかし落合氏の言葉には、「親身になってくれる人」という重要な条件がついています。
ではこの「親身になってくれる人」とはどのような人でしょうか。1人目は、読んで字のごとく親のような立場で、何事も我が事のように、損得抜きで考えてくれる人です。
2人目は、人生の同志たる配偶者です。もし失敗したら子供までも共倒れになるので、あらゆる面から真剣に分析を行ってくれるはずです。その結果、自分の決断に太鼓判を押してくれるのであれば、信用に足りると思ってください。
3人目は、高い専門知識と情報を持った友人です。ただの専門家は、ビジネスとしてアドバイスしてくれるだけで、対価以上に親身になってくれることはないでしょう。
しかし友人は、この『森羅万象から学ぶ人生羅針盤』でも定義しているように、「例え自分がどん底の状態にあっても、成功を心から祝福してくれる人」です。そんな友人は、まさに親以上に親身になって考えてくれる存在でしょう
この3人すべてがゴーサインを出したのであれば間違いなく成功します。同時に万が一失敗に終わっても決して責任転嫁することなく、それは自分の努力不足、力不足以外の何物でもないことを強く認識してください。
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