森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉の真意が読める人になる」
2023.05.04
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉の真意が読める人になる」
かつて、ある国民的人気野球選手に対して、若手選手が打撃のアドバイスをお願いしたところ、「ボールが来たら、ガーッと振りかぶり、ダーッとインパクトして、バーッと飛ばすこと」というような意味合いの言葉遣いで指導されたといいます。その伝説的人気野球選手は、直観力に優れてはいましたが、ボキャブラリーが少なく、適切な説明用語を思いつかないタイプなのです。
これでは普通、指導を受けた選手には具体的な内容が伝わらないと思います。しかし、それでもその「ガーッ」「ダーッ」「バーッ」の意味を具体的にイメージできる人がいるのも事実です。その指導を受けた選手などは、言葉の表面的な意味合いにこだわらずその真意を読む力があり、結果としてそのアドバイスを自分の血肉にしたのでしょう。
ビジネスの場合なら、聞く側に豊富なボキャブラリーと分析能力を備え、「つまりそれはこういうことですね」と、自分の言葉に置き換えて質問し、真意を確認することが必要です。
この能力はビジネスマンにとって、極めて重要な能力の1つです。なぜなら、他者に説明能力がない上司やお客さまが現実にはたくさんいるからです。そんな上司やお客さまに対して、「何言っているのかまったくわからない」で済ましては一向に仕事が進みません。
ならば、こちらの語彙力をとことん磨き、自分の言葉で質問し確認して、言葉の真意が読める人になるしかないのです。それこそが本当の聞き上手であり、ビジネスマンや野球選手に限らず、あらゆる成功の明暗を分けるものであることを忘れないでください。
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