森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉をどう考えどうすべきか」
2022.08.12
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉をどう考えどうすべきか」
おかげさまで、今回でこの『森羅万象から学ぶ人生羅針盤』も、連載2周年を迎えることになりました。この2年間、1日も休むことなく、いろいろなお話をさせていただきました。
改めまして、このレポートのテーマは、文字通り、森羅万象から学ぶものです。森羅万象とは、この世に存在する万物を指す言葉です。つまり、この世の中に学びにならないものなどはないのです。
特に、すべての人の言葉には多くの学びが詰まっており、作家・吉川英治氏の言葉通り、「我以外、皆我が師なり」で、格言やことわざをはじめ、先人たちが残した言葉だけでなく、一般の人の言葉にも大きな学びがあります。
しかし、大事なのは、その言葉を踏まえていかに対処し、その影響でどのように変わったのか、また変わっていくべきかを実践することなのです。
これに関連して、現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』などの作品で知られる脚本家の三谷幸喜氏は、先日のニュース番組のなかで、読書感想文の書き方について、「本を読む前と読んだ後で自分にどんな変化があったかを書けば良い」と指摘しています。例えば『桃太郎』を読んで、「面倒なことに巻き込まれたくないので桃を拾うのは止めようと思った」でも良いというのです。
言葉も同様です。この2年間、言葉そのものの解説は最小限に抑え、言葉をどう考えどうすべきかに関して、私なりの一考察を述べて参りました。
そして、いよいよ次回から連載3年目に突入いたします。その新たな決意として、さらに視野を広げ、今まで以上に言葉をどう考えどうすべきかをご案内いたします。それが皆様の一助になれば、まさに望外の喜びに他なりません。今後ともよろしくお願いいたします。
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