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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉を冷静に捉える」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉を冷静に捉える」

2022.06.22

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉を冷静に捉える」
 私は日々、様々な言葉と向き合っておりますが、その際心掛けているのは、言葉を冷静に捉えるように努めていることです。そして、世の中においても、誤解や差別、偏見を生む可能性のある言葉はどんどん使われなくなっております。その一つに「精神病」があり、現在では精神疾患、精神障害と言われています。

 しかし、10年以上前のことですが、一部のマスコミで「化学物質過敏症は精神病」という言葉が流布され、物議をかもしたことがありました。
 化学物質過敏症は、非常に微量の薬物や化学物質(主に揮発性有機化合物)によって引き起こされ、症状を発する対象物質がどんどん増加し、普段利用している洗剤などに含まれる化学物質に接触しただけでも多岐にわたる体調不良が現れ、普通の生活が送れなくなることもあるのです(ウィキペディア〈Wikipedia〉より抜粋・要約)。

 そんな化学物質過敏症の原因については特定が難しく、一部に心因性とする意見があり、そこから精神病という言葉に変化し、化学物質過敏症患者に対する偏見・差別を生むとして、関係者の間で議論になったのです。

冷静に考えれば、「精神病」には我々に身近なうつ病や認知症、ストレス障害も含まれ、単に病気の範疇を表した言葉に過ぎないのです。もし、偏見に満ちた捉え方をする人がいるのであれば、文字通り「心因性」という言葉を使えばよいだけなのですが、情報発信したマスコミにも少なからず悪意があるように思えるのです。

 ビジネスマンである前に、一人の人間として差別や偏見につながる言葉は使うべきではないと思います。苦しむ人を余計不幸にするだけだからです。
そして、言葉を発したり受け止めたりする場合、常に冷静に捉えなければ、科学的、客観的、根本的な議論は何一つできません。それはこの世のすべての問題の本質的な解決を遅らせる大きな障害になることを肝に銘じておきましょう。

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