森羅万象から学ぶ人生羅針盤「読み書き中心の英語教育は正しい」
2025.04.25
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「読み書き中心の英語教育は正しい」
いまや海外から日本を訪れる外国人観光客の数は増える一方です。何と言っても日本人の礼儀正しさや親切心、町の清潔さが人気の要因で、オーバーツーリズムの元凶と言われるほど増えています。
そんな大人気の日本ですが、「もう来ないかもしれない」という外国人観光客もいるのです。理由は英語を喋れる日本人が余りにも少なすぎて、道を尋ねるにしても苦労するため、気持ちの面で疲れてしまうからだといいます。
確かにその通りです。特にヨーロッパの国々の人は母国語に加えて、日常会話程度の英語は普通にしゃべれます。ヨーロッパ全体が1つの国のようなもので、各国の言葉は、日本で言えば方言のようなものだからです。
以前、なぜ日本の英語教育は読み書き中心で、会話やヒヤリングに重きを置いて来なかったかという理由について、「海外の文献を読んで富国強兵に役立てるためである」旨をご案内しました。
その結果、法律や軍事に関するノウハウを外国の文献から学んで世界の一流国に成長したのです。一部の外国人言語学者は、「この教育法は決して間違いではない」と認めており、今日の日本の礎をつくったのは読み書き中心の外国語教育なのです。
これに関連して、幕末の英傑の1人勝海舟は、「学者は、国家を装飾するものだ」と述べています。まさに明治時代の学者たちによる読み書き中心の外国語教育で国力を高め、日本の国家が美しく装飾されたことに間違いありません。
それにはまず国語をしっかり勉強して、その後に英会話を勉強しても決して遅くないと、現代の多くの学者も指摘しています。その指摘は間違いなく、高い知力が生まれて国家を装飾していくと強く認識してください。
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