森羅万象から学ぶ人生羅針盤「誰が出している情報かを見極める」
2026.04.03
森羅万象から学ぶ人生羅針盤
「誰が出している情報かを見極める」
友人が10年以上前に新聞の定期購読をやめたことは、以前ご紹介しました。
その理由は、「その日に読まず、あえて半年ほど後に記事を読み返してみると、当時の論評の多くが的を外していた。それで読む意味を見失った」というものでした。
それ以降、その友人は「ネットと関係者から直接得た情報で十分」と考え、今日まで特段の不都合もなく過ごしています。
とはいえ、彼はネット情報を無条件に信じているわけではありません。むしろ徹底して吟味しています。
特に重視しているのは、「何が書かれているか」以上に「誰がその情報を発信しているのか」という点です。
たとえば、いわゆるオールドメディアもネット上で記事を発信していますが、その発信元は記事の末尾などに記されていることが多く、まずそれを確認する習慣があるそうです。
その上で内容にも目を通し、後日、事実関係や結果と照らし合わせて検証する。
その積み重ねの中で、「どの情報源がどの程度信頼できるのか」を自らの経験として見極めてきたと言います。
一方で、内部からの情報、いわゆる内部告発にも一定の価値を見出しています。
関係者しか知り得ない具体的な事実が含まれている場合には、重要な手がかりとなることがあるからです。
しかし同時に、私怨や利害によって歪められた情報も存在します。
そうした情報は、複数の情報と照合した際に整合性を欠くことが多く、冷静に見れば見抜くことができます。
結局のところ大切なのは、「誰が出している情報か」を見極める目を養うことです。
その際には、特定の立場や利害に強く縛られていないかどうかにも目を向ける必要があります。
それに気づかずにいると、知らぬ間に偏った考えに導かれ、心を支配されてしまう危険もあります。
だからこそ私たちは、情報そのものだけでなく、その背景にある「発信者」にも意識を向けるべきではないでしょうか。
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